必死の努力

数ヶ月前の稽古後 ひとりの少年に 前蹴りの動作を指導した

 

彼は 器用ではないので 何度やっても上手く出来ない

 

三挙動の動作を丁寧に行う様に と課題を出して終えた

 

 

先日の稽古後 その少年が 中足が出来る様になったので見て欲しいと言ってきた

 

彼は オイラの前で 中足を作ってみせた

 

しかし その動作は とてもぎこちなく 

それと同時に 手の向きや 表情が とても不自然な感じになっている

 

 

わかるわかる そうなっちゃうのわかるよ 

慣れない動きをすると どっか変になっちゃうんだよね

 

まだまだ実用的な中足ではないけれど 前蹴りの完成度は 確実に高くなった

 

不器用な彼が ここまで出来る様になったには 大変な努力が有ったに違いない

そう思いながら 彼の努力を褒め称えた

 

そういえば 

肝心の前蹴りは どうなったのだろう・・・